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チャートの時間足

チャートの時間足とは、どの時間を基準にするのか?

ということで、FX業者が提供しているチャートには色々な時間足が用意されています。


瞬間的な値動きのティックから月単位の月足まで、様々な時間足でトレードに臨める環境です。

自分の基準をどこに置くのかで、同じ値動きでもガラリと雰囲気が変わります。



遅くとも当日の終わりに必ず決済するデイトレードでは、5分足チャートが人気です。

目先の値動きを追いやすく、それでいて全体の形をチェックできるので、デイトレーダーの多くが選択しています。

ポジション保有から1pips以上の含み益のなった瞬間に決済するのは、デイトレード中でもスキャルピングと呼ばれており、その場合は1分足チャートを使っている方もいます。

ただし、国内のFX業者では注文同士をぶつけて打ち消す相対取引になっているため、業者が対応する暇がないスキャルピングを繰り返すと口座が凍結されるケースもあるので要注意です。



十分な値動きがあれば当日の決済もあり得るが、基本的に数日のスイングトレードという方は、1時間足チャートが向いています。

社会でも1時間はちょうど良い区切りになっているので、全体を把握しながらも現在の状況に臨機応変に対応できます。

純粋なデイトレードにおける5分足チャートよりも目先の値動きに振り回されにくい反面、トレードチャンスとしては少なくなるのが特徴です。



週単位でどっしりと構えてトレードをしたい方は、日足チャートによる落ち着いた判断が良いでしょう。

朝7持ぐらいに確定する日足チャートを見ることで、本業に差し障りがないスタイルで投資運用を行えます。

日足チャートは細かい値動きが分かりにくいものの、1日の朝と夜に値動きをチェックするぐらいの手間がかからないトレードとの相性が抜群です。

テクニカル分析でもこの日足チャートは必ず登場しており、いかに信頼性が高い時間足なのかがよく分かります。

ただし、日足による判断だから、損切りをするポイントはデイトレード用の時間足より遅めになります。



要するに、短い時間足であるほどトレードチャンスが多いが、その分だけトレードの腕が要求されるということです。

細かい値動きに対する適性もあるので、少額の取引によって自分に向いているトレードを探ってみましょう。