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FXにおけるメンタルの必要性

FXトレードにおける、メンタルの必要性についてということで!


トレードの専門書などを読むと、よくメンタルの重要性について書かれていたりします。

「FXでは利を伸ばすことが重要で、そのためには強靱なメンタルが必要だ」

というような感じです。


しかし、本当にそうでしょうか?

確かに値動きを見ていると、色々と惑わされることはよくあります。

ポジションを持ち、ある程度含み益が出たのに、

急に戻してきたりすると、慌てて利確してしまったり、

含み損になった時、損を確定したくなくて損切りを躊躇してしまったり。

こういった行動の原因が、自分のメンタルが未熟だからだと、

人は思いがちです。ですが、それは精神が弱いからではなく、

「自分のトレードに根拠がないこと」が原因なのであって、

精神うんぬんとは、全く関係ないのです。

例えば、ある移動平均線をレートが上に超えてきたから、

買いエントリーをしたとします。

この時、そのエントリーの根拠はといえば、

移動平均線の上にレートがきたので、相場が強気になった」と判断したからです。

なのであれば、その移動平均線の上にレートがある間は保持していればいいんです。

その上で、どんな値動きをしたかは、

無意味とまでは言いませんが、過剰に気にするのは疲れるだけです。

そして、その移動平均線の下にレートが移動した場合は、

エグジットすればいいのです。

なぜなら、エントリーした根拠がそこで失われたからです。

この時、移動平均線の上でレートが伸びていれば利確になりますし、

伸びないまま落ちてくれば損切りになります。

ただそれだけのことで、そこにメンタルの介在する余地はありません。

ここで例に出したように、「移動平均線の上にレートがきたから買いエントリー」

というだけでは、トレードでは勝てません。

相場はそんなに簡単ではないからです。

 

しかし、優位性のある根拠を持ったトレードをしたなら、

着実に利益は積み上げられますし、損切りを躊躇することもなくなります。

トレードで勝ちたいのならば、まずは精神を鍛えるのではなく、

ちゃんと根拠のあるトレードを実践するようにしましょう。