金融機関を知ろう
FXをする上で必ず意識したいのが金融機関の『仕掛け』です。
金融機関が大量に通貨を売買することでチャートが大きく動き、
狼狽して損切をする個人が存在するからです。
機関同士の戦いに発展することもありますが、資金力に乏しい個人は
仕掛けを見切って立ち回る必要があり、いかに損失を防ぐのかを考えることが
重要になります。
FXは通貨の売買によって利益を出すものですが、
安定して利益を出すのが難しい面があります。
もちろんプロのトレーダーがいるように利益を出すことは可能ですが、
利益を出すことを前提で投資を行っている金融機関が存在することを
意識する必要があります。
投資会社などの金融機関は個人とは桁違いの資金力を持っていて、
個人よりも多くの売買種方法を選ぶことができるからです。
仕掛けというのは大量の売買を行うことでチャートを動かし、
個人の損きりを誘い、ある程度動いた時点で買い戻しなどを
行って差益を出す手法をさします。
原因が見当たらないチャートの急変があった場合は金融機関の仕掛けを
疑った方が良いことがあるのです。
仕掛けがおきたとわかった場合は、早めに損切を行うかホールドかを
選択するのが一般的です。
原因がわからずにチャートの流れに乗ってしまうと損失が膨らむケースが多く、
買戻しなどが入った場合の価格差だけ損をします。
どのタイミングで機関の買戻しなどが入るかは予測しづらいため
見送った方が無難なのです。
もちろん仕掛けを見切って収益をあげる人もいますが、
完全に勝つことは難しいのがポイントになります。
国際情勢の急変など原因がないかをチェックしつつ、
いかに素早く対応できるかも鍵です。
調べる間の損失を防ぐために事前に売買の設定をしておく人も多いのです。