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ドル円は本当に初心者向け?FXの本当のところ

FXは通貨の取引で差益を出すことを目指します。ドル円アメリカドルと日本円を使う取引で、初心者向けとされています。

初心者向けと言われる理由はとても単純で、国内ニュースとアメリカのニュースが手に入りやすいからです。

海外通貨同士の取引の場合は二つの国の為替の動きを調べる必要がありますが、情報は英語やその国の母国語でながれてきます。主要なニュースであっても日本語に翻訳されるまでに時間がかかる場合が多く、詳細な情報を確認する前に価格が急変することもあります。

偽のニュースや誤った情報に踊らされて損をする人がいるのもポイントです。

少なくとも日本国内にいれば、日本のニュースを簡単に手に入れることが可能で、日本語でかかれていることがわかりやすさのポイントになります。

また、日本はアメリカの友好国であり、アメリカのニュースが入ってくる頻度も高めになっています。貿易関係があるためアメリカのニュースに敏感な経済紙なども多く、国内情勢を掴むことが比較的簡単になっています。

ユーロも先進国の通貨としては非常に有力ですが、同盟国が多い関係上価格が変動しやすい面もあります。リスクを読むという意味ではアメリカのドルと日本円をペアにした方が価格の上下が予測しやすくなるのです。

ただし、注意点もあります。ドル円は取引をする人の数も金額も世界トップクラスになります。そのため、政治的な原因や経済的な原因によらず、様々な人の思惑によって価格が左右されることもあるからです。

もともとドル円は急変が珍しく、選挙などの大型のイベントがなければ些細な値動きに神経を尖らせる人が多くなります。そこで原因不明の価格変動が起きると何かトラブルがあったと想像してしまい、売買を急ぐ人が出やすいのです。

いわゆる狼狽売りや上値追いと呼ばれる行動ですが、一時的な上下で価格が戻ることは珍しくなく、価格が戻る頃には大幅な損失を抱える人がでてきます。

様々なニュースを見ながら一時的な変動なのか何か理由があるかを確認しながら売買をすることが大切なのです。